おくりびと -彼岸と此岸-
日本独自の?
映画 『おくりびと』 が、アカデミー賞を受賞!
「日本独自の」あるいは「東洋的な」死生観
という言葉に、「んっ?」
現代人が忘れかけた、
でも以前は世界中の部族が知っていた、
「この世」と同時にある「あの世」。
「死」とは「消滅」ではない。
それは、ただの「通過」「変化」。
「恐れ」、「後悔」、そして「侮り」もいらない。
淡々と生きる
あるときその事実を、
何かが隠してしまう。
いや自ら見失う!
何かとは…… 「知恵」
ちっぽけな「知恵」が、
人類を奢り昂ぶらせ,
自らを「神に選ばれし者」と呼ぶ。
自分たちに都合のいい「神」を祀り、
その「神」に自分を讃えさせる!
神の意思
宇宙の創造者を「神」と呼ぶなら、
「神」にとって、人の「生」も「死」も、
「存在の変化」でしかない。
「ただ、ありのままに受け入れるべきもの」でしかない。
「此の岸」の者が、敬意を以って
「死者」を「彼の岸」へ送る。
誰もが「おくりびと」であり、
「おくられびと」である。
淡々としかし慈しみを以って、
「変化」を受け入れる。
痛みとともに生きる
自らに痛みあたりまえのように受容する「潔さ」!
昨今の「痛み」「ストレス」を人生に不要のもの、
あるいは「忌み嫌い、除去すべきもの」とする、
浅はかな「知恵」と「わがまま」。
人類が投げ棄てた「痛み」や「ストレス」が、
他の生物どころか、地球全体に「痛み」や「ストレス」を押し付けている!!
「痛み」や「ストレス」を人生の「伴侶」とする、
「潔生」のスタイルが「人類生存の鍵」かもしれない。
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